亜甲絵里香 バースデー・パフォーマンス
2006年8月18日(金)
厚木市文化会館小ホール

2006年7月25日更新

亜甲絵里香が今年度の誕生日8月18日に、日頃の支援協力をしていただいている方々への感謝の気持ちをこめて、更に亜甲絵里香の氣と表現の踊りを踊るために、世界から集まるダンサーによって結成されるグローバルダンスシアターの活動についての理解を深めてもらう目的で「バースデー・パフォーマンス」を開催致します。

■出演
■プログラム
  1. 「スリランカダンス」振付:スサンタ・スラセナ
  2. 亜甲絵里香の国際活動の原点とも言える「花の詩」
  3. 「CANTATE」瀬河寛一
    パリ国際コンクール規定ヴァリエーション、振付:ジジ・カチュレアヌ
  4. 愛・希望・平和へのメッセージ
    「原爆の図」より 「平和」「火」「水」「希望・愛」 この作品中で、瀬河寛一とエレオノール・アルヌールのデュエット及び、亜甲絵里香の舞とミッシェル・デュボウの笛による競演が行われる。
■お問い合わせ
エリカ・アコオ・グローバルダンスシアター Tel 046-210-8650

亜甲絵里香舞踊活動30周年記念公演
「インターナショナル・ダンス・コンサート」

2005年9月13日更新

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ご報告が大変遅くなりましたが、お陰様で大盛況のうちに終了致しました。 皆様のご協力・ご声援に、心より御礼申し上げます。 本当にありがとうございました!!

今回この機会に、今まで海外での舞台活動を通して交流して参りましたダンサー達と、現在プロとしてやはり海外で活躍しております私の子供達が勢揃いを致しまして、皆が心を一つにし、それぞれのジャンルの違うダンスと、私の心からの表現を必要とするドラマティックな作品を皆が情熱を込めて踊ってくれました。

ご覧下さったお客様にもきっとこの情熱が伝わり、感動していただけたのではないかと確信しております。

公演当日、会場ロビーで「スリランカ津波災害義援金」の募集を行いましたが、お陰様で皆様からのお気持ちのこもった58048円もの義援金が集まり、4月25日スリランカ大使館に於いてSecond SecretaryのNirmala Paranavitana氏を通して、現地の災害復興のために役立てることが出来ました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

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亜甲絵里香舞踊活動30周年記念公演
「インターナショナル・ダンス・コンサート」

2004年8月17日更新

ご報告が大変遅くなりましたが、お陰様で大盛況のうちに終了致しました。 皆様のご協力・ご声援に、心より御礼申し上げます。 本当にありがとうございました!!

神奈川県厚木市を本拠として活動しております「絵里香バレエスタジオ(主宰 亜甲絵里香)では、7月5日から12日にかけて、アメリカ・ニューヨークの最高級ホテルであるワルドーファストリアホテルにて開催されました「第10回ダンスコンベンション ニューヨーク決戦大会」に

  • 山花玲美(厚木市立依知南小3年)
  • 山嵜優衣(座間市立中原小4年)

の2名が出場致しました。

コンベンションでは、本場アメリカのエネルギッシュでリズミカルなジャズ系の作品が多く、その中でやはり日本から出場した亜甲絵里香の作品は、他にはない美しくドラマティックな表現で、審査員や観客の注目を集めていました。

2人とも、大きな拍手と歓声、興奮と熱気に包まれた会場で、亜甲絵里香の愛・平和・希望の世界を心で感じ、表現する指導を受けてきた成果を十分に発揮致しました。

審査の結果、ソロ部門では子供の部に出場致しました山嵜優衣と山花玲美ともに、最高賞である「プラチナ賞」を受賞致しました。また、デュオ・トリオ部門でも、2人で踊りました作品が「プラチナ賞」だけでなく、総合得点の高い順に第1位から第3位までが決定される中、見事「総合第2位」に選ばれました。

その上、昨年出場しましたロサンゼルス地区大会で「スカラシップ賞」を受賞致しました山嵜優衣が、「スカラシップ賞」受賞者たちだけで競い合う、よりハイレベルなコンベンションにおいても、第5位を受賞するという快挙を成し遂げました。

審査員は、ブロードウェイを代表する振付家をはじめとする本物の芸術家の方々ばかりであり、ダンサー一人一人の個性と将来性を尊重して審査が行われます。また、コンベンション期間中のうち3日間行われるワークショップにおいては、昨年第1位を受賞したダンサーが、講師のアシスタントとして起用されます。さらに、ブロードウェイのスターや有名なダンスカンパニーのダンサーがゲストとして招待され、コンベンションのフィナーレを飾るガラコンサートにおいて、「スカラシップ賞」受賞者のうち第1位から第3位に選ばれた作品と、全ての部門を通じて最も優秀と認められた作品については、踊りを披露することができます。

これらのことから、よい成績を上げれば、たくさんのチャンスが与えられる「未来のダンサーを育てるためのコンクール」であることに、このコンベンションの真の素晴らしさを感じます。

今回も、指導者である亜甲絵里香の愛と平和と希望に満ち溢れ、全ての人に感動を与えられる舞踊を世界に広めて行くために、非常によい機会となりました。さらに、最近起こったテロ事件や戦争で、平和の大切さをより身近に感じている方々の心に、生徒の踊りを通してメッセージが伝わったことは、現在の世の中に亜甲絵里香の舞踊が必要とされているということであり、より世界に広めていく使命を感じています。

『2004 NATIONAL SEASON FINALE in NEW YORK』

開催日:
7月5日~12日
会場:
The Waldorf Astoria Hotel(New York in America)
主催:
New York City Dance Alliance
出場者:
ジャンルを問わず、7~18歳 約1500名の子供たちが出場
成果は、下記の通りです。
山花玲美 「夢の花園」 プラチナ賞
振付:亜甲絵里香 Outstanding賞
衣装:鳥海恒子 ※最も注目を浴びた作品に贈られます
山嵜優衣 「天使のささやき」 プラチナ賞
振付:亜甲絵里香 Outstanding賞
衣装:鳥海恒子
「祈り」 スカラシップ賞受賞者54名中 第5位
振付:亜甲絵里香
衣装:鳥海恒子
デュエット 「戦火の町」 プラチナ賞
振付:亜甲絵里香 振り付け賞
衣装:鳥海恒子 コスチューム賞
瀬河華織 Outstanding賞
デュオ・トリオ部門 総合第2位

New York City Dance Alliance主催
Regional Convention in Los Angeles
出場と受賞のご報告

2003年12月30日更新

厚木市を本拠に活動している絵里香バレエスタジオでは、亜甲絵里香と長女の瀬河華織の指導のもと、11月8、9日の両日にアメリカのロサンゼルスにあるバーバンクヒルトンホテルで開催されました「ダンスコンベンション ロサンゼルス地区大会」に、

  • 山花玲美(9才)
  • 山嵜優衣(8才)
  • 柴野由里香(12才)

の3名が出場致しました。

コンベンションでは本場アメリカのエネルギッシュなジャズ系の作品が多く、その中で日本から出場した亜甲絵里香の作品は、美しくドラマティックな表現で審査員や観客の注目を集めていました。

3人とも、興奮と熱気に包まれた会場で、亜甲絵里香独自の誰にでも理解され、感動を与えられる表現法の指導を受けてきた成果を十分に発揮致しました。

審査の結果、ソロ部門では、ジュニアの部に出場致しました山花玲美の「夢の花園」と山嵜優衣の「天使のささやき」が最高賞である「プラチナ賞」を、中高生の部に出場致しました柴野由里香の「時への挑戦」が「プラチナ賞」に続く「ゴールド賞」を受賞致しました。

また、グループ部門でも、3人で踊りました作品「オズの魔法使いより」が「ゴールド賞」と審査員と観客に最も注目を浴びた作品に与えられる特別賞と、全ての作品を総合して亜甲絵里香が「振付家賞」を受賞しました。

さらに、期間中ジャズダンス、タップダンスなど10講座のワークショップも行われ、その成果を競い合うオーディションでは、最終選考にノミネートされました山嵜優衣がクラシック部門でテクニックの基礎ができていることを認められ「特別賞」と、コンクール及びワークショップを総合した審査の結果、最高賞である「スカラシップ賞」までも受賞致しました。

審査員は、ブロードウエイやハリウッドを代表する振付家や舞踊家をはじめとする著名な方々ばかりであり、ダンサー一人一人の個性を尊重して審査が行われる「ダンサーを育てるためのコンクール」であることに、このコンベンションの真の素晴らしさを感じました。

この後このコンベンションは、全米21都市で行われ、来年7月にニューヨークのウオルドルフ・アストリアホテルを会場に、第10回記念の決戦大会が行われますが、プラチナ賞及びゴールド賞受賞者は、決戦大会に出場する権利が与えられております。

今回も、指導者である亜甲絵里香の愛と夢と希望を表現し、誰にでも理解され感動を与えられる舞踊を世界に広めて行くために、非常によい機会であったと思います。

『Regional Competition in Los Angeles』

開催日
11月8日(土)・9日(日)
会場
Hilton Barbank Airport & Convention Center
(Los Angeles in America)
主催
New York City Dance Alliance
出演団体
ジャンルを問わず、7~12歳 約250名
13~18歳 約250名の子供たちが出場
成果は、下記の通りです。
亜甲絵里香 振付家賞
山花玲美 「夢の花園」 プラチナ賞
山嵜優衣 「天使のささやき」 プラチナ賞
山嵜優衣 「天使のささやき」 プラチナ賞
ワークショップ 特別賞
総合 スカラシップ賞
柴野由里香 「時への挑戦」 ゴールド賞
3名の群舞 「オズの魔法使いより」 ゴールド賞
特別賞

ネクストリーム21 ダンスショウケース
最優秀賞受賞のご報告

2003年12月30日更新

10月12日(日)に東京品川の六行会ホールで開催された「第2回 ネクストリーム21 ダンス・ショウケース」のコンテスト部門に、グループ名〈テアトル・ムーヴマン〉として金岡千愛真鍋彩華柴野由里香の3名とエキシビションにゲストとして瀬河華織が出演を致しました。

コンテストではジャズ系の激しいテクニックの作品が多く、その中でやはり亜甲絵里香の作品「Toward the Future」は、はっきりしたドラマと美しい表現で他を圧していたと思います。

3人とも、幼少期から亜甲絵里香の「表現する」指導を受けて来た成果を十分発揮しました。そして審査の結果見事「最優秀賞」を受賞致しました。

コンテスト審査審議中に行われたエキシビションでは、瀬河華織が今年3月ロシア・ノボシビルスク・オペラバレエ劇場で「オルフェウス」を踊って以来の新作「愛の賛歌」(亜甲絵里香・振付)を踊りました。

この作品は静と動のコントラストがはっきりしていて、難しいテクニックを要求される踊りですが、抜群の表現力で踊り場内を沸かせました。

主催の(財)六行会の理事長さん常務理事さんも口をそろえて「こういう踊りがあったのか」と感動されましたが、場内の他の観客も同じ感動を味わってくれたものと思います。

尚、コンテスト最優秀賞受賞団体は来年度のネクストリーム21に受賞記念公演として、1時間の作品を上演する機会が与えられております。

今回から亜甲絵里香自身もコンテストの審査員も務めておりますが、独自の舞踊テアトル・ムーヴマン(劇的舞い)を広めていくために、今回は非常によい機会であったと思います。

皆様のご応援を心から感謝申し上げます。

ネクストリーム21in 六行会 '03 ダンス・ショウケース

開催日
10月12日(日)
会場
六行会ホール(東京・品川)
主催
(財) 六行会
出演団体
ジャズ、コンテンポラリー、モダンダンス等プロ、アマを問わず、3名から10名のグループ14団体が参加。
最優秀賞=1優秀賞=2審査員特別賞=1

ノボシビルスクのバレエ団がもうすぐ来日します!

2003年11月4日更新

この春に私が仕事をしたノボシビルスクのバレエ団が日本に来ます。

11月16日から28日まで、札幌を皮切りに日本公演を行います。 そのうち東京公演がオーチャードホールで、23日の「コッペリア」と24日の「くるみ割り人形」です。

一行には劇場長のミハイロヴィッチ氏や団長のクルプコ氏を始め「オルフェウス」で娘の瀬河華織と踊ってくださったジェーニャ・グラシェンコさんも来ます。

地獄の場面に出演してくれたイリヤ(ゴロブチェンコ)もサーシャ(アンガスキエフ)もマクシム(クルプコ)も、もう1人のサーシャ(オセーフ)も来ます。
そしてもちろん、通訳を始めいろいろお世話になった未央さんとヴィタリー(ポロブニコフ)さんも来ます。

オーケストラも含めて総勢123名の豪華メンバーで、皆素晴らしい人たちばかりです。

ノボシビルスク・オペラバレエ劇場バレエ団は、日本ではあまり知られておりませんが、ボリショイやサンクトペテルブルクなどとは違った味わいのあるバレエ団です。

まだ席の余裕もあるようです。このシベリア第1の都市から来たバレエ団を、是非歓迎してあげてください。

亜甲絵里香がロシア国立オペラバレエ団で振り付け

2003年3月7日更新

亜甲絵里香と長女の瀬河華織がまた、ロシア・ノボシビルスクへ行きました。

ロシアでは3月8日が「国際婦人デー」という祝日で、ノボシビルスク国立オペラバレエ劇場では毎年恒例の「記念コンサート」が開催されています。

今年は3月9日(日)に開催されますが、このコンサートはロシアでは有名で、皆が待ちこがれるほどの人気があり、オペラバレエ劇場専属のオペラ歌手とバレエ団の作品を上演します。

過去にオペラバレエ劇場以外のダンサーや振付家が参加した例はありませんし、このコンサートだけではなく、40年の歴史を持つこの劇場の公演に外部の舞踊家が関わった例はありません。

日本人舞踊家が海外の国立バレエ団に振り付けをした例もありません。

今回、オペラとクラシックバレエに加わって、亜甲絵里香は長女の瀬河華織とバレエ団のプリンシパルのジェーニャ・グラシェンコと、他に5人のダンサーを使って「オルフェウス」を上演します。

これは劇場の総監督とバレエ団長が亜甲絵里香の舞踊作品を、国立オペラバレエ劇場で上演するに値すると認めた結果で、40年間クラシックバレエの伝統を守ってきたこの劇場にとっても、ロシア国立のバレエ劇場に認められた日本人振付家としても、また瀬河華織がバレエ団員以外のモダンのダンサーとして,バレエ団のプリンシパルと踊るということも、全てが画期的なことと言えます。

『国際婦人デー記念コンサート』

3月9日(日)PM 5:00

会場
ロシア国立ノボシビルスク
オペラバレエ劇場コンサートホール
内容
1.オペラ
ノボシビルスク・オペラバレエ劇場専属歌手
2.クラシックバレエ
ノボシビルスク・オペラバレエ劇場バレエ団
3.モダンバレエ
「オルフェウス」
振り付け 亜甲 絵里香
衣装
鳥海 恒子
出演
  • 瀬河 華織 (絵里香バレエスタジオ)
  • ジェーニャ・グラシェンコ(オペラバレエ団プリンシパル)
  • イリヤ・ゴロヴチェンコ (オペラバレエ団)
  • アナトリイ・ベルディシェフ(オペラバレエ団)
  • サーシャ・アンガスキエフ (オペラバレエ団)
  • サーシャ・アシイフ (オペラバレエ団)
  • マクシム・クルプコ (オペラバレエ団)

以上の内容で開催されます、成果をご期待下さい。

ロシア・ノボシビルスクからの帰国報告

2002年7月27日更新

私と長女の瀬河華織は3月17日に日本を発ち、4月28日約1ヶ月半ロシアのノボシビルスクに滞在し、ロシアバレエ界との交流を深めて帰国致しました。

今回は直前に予定が大幅に変わり、いろいろとまどいもありましたが、周りの方々の温かいご協力を得て、結果的には非常に大きな成果を挙げることが出来ました。

今回の訪ロの目的と成果は以下の通りです。

  1. 当初の目的は、ロシアの舞踊家の招きで、長女の瀬河華織と国立ノボシビルスク・オペラバレエ団のプリンシパルとの共演でシベリア・ツアーを行うというものでした。ドラマティックな作品ですが、完全なクラシックバレエで勿論トウ・シューズの踊りです。
  2. しかしこれは、招待側とのトラブルでツアー公演等の予定は全て中止となりました。
  3. 姉妹都市札幌市との交流施設「シベリア北海道文化センター」館長の尽力により、ノボシビルスク市長、市幹部等全ての方々の後援で、文化センターで 《4月25日》 の公演が決定しました。
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  4. 国立ノボシビルスク・オペラ・バレエ劇場芸術監督、副芸術監督、バレエ団団長、バレエ団員 達が全面的な協力を約束してくださいました。
  5. リハーサルは全て、オペラバレエ劇場のリハーサル室を無条件で使用させていただきました。
  6. 滞在中、瀬河華織は毎日バレエ団のレッスンに参加を許可されました。
  7. 公演では、国立ノボシビルスク・オペラ・バレエ団プリンシパルのエフゲニー・グラシェンコと瀬河華織のデュエットで、ギリシャ神話の「オルフェウス」を創作振り付け上演しました。
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  8. ノボシビルスク・バレエ団は創立以来50年間、クラシックバレエ作品を踊り続けてきており、モダンバレエを上演したことはありません。
  9. 従ってプリンシパルのグラシェンコさんがモダンバレエを踊ったのも、今回が初めてです。
  10. 過去に日本人の舞踊家が海外の国立バレエ団にモダンの作品を振り付けた例もなかったと記憶しています。
  11. オペラ・バレエ劇場の芸術監督、バレエ団長と今後の活動について協力しあっていくことを、お約束致しました。
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  12. 公演は
    「白と黒」
    亜甲絵里香、瀬河華織(2001年にギリシャ・イオアニナで初演)
    「祈り」
    ミオ・ポロブニコワ(ノボシビルスクバレエ団員の日本人)
    「希望への脱出」
    瀬河華織(2001年ノボシビルスク国際振付家コンテスト入賞作品)
    「オルフェウス」
    瀬河華織、エウゲニイ・グラシュチェンコ(国立ノボシビルスク・オペラバレエ団プリンシパル)
    「原爆の図」
    亜甲絵里香、瀬河華織 (97年渋谷ジアンジアンで初演、98年アテネでも上演)
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  13. 公演前日に複数のテレビ局から私の芸術論等で取材を受け、即日放映されました。この放送を見て、市長の文化アドバイザー等多数の方が興味を持って見に来て下さいました。
  14. 当日も3局が取材。終演後のインタビューでは「原爆の図」に興味が集まりました。
    質問は
    1. 見ていて最後まで緊張し感動した。
      この深い内容の作品を何故創作しようと思ったのか?
    2. お客さんの多くが泣いていたが、そのことをどう思うか?
    3. クラシックバレエのダンサーを振り付けた感想は?
    などでした。
  15. 「原爆の図」は、初演の渋谷でも再演した青山でもアテネでも、お客様は同じところで涙を流してくれました。今回のノボシビルスクでも、やはり同じところで泣いてくれて、終わった後も涙を流しながら花束を持ってきてくれるのです。
    そして全員が立ち上がって拍手で私たちを迎えてくれました。
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  16. その他、国立ノボシビルスク教育大学の振付家センターで、モダンバレエと氣の指導をさせていただきましたが、参加者全員がコンテンポラリーとは全く違う私のモダンを気に入って、「エネルギーが湧いてきた」などと大変好評をいただき、是非これからも指導に来てほしいと希望されました。
  17. 今回はトラブルがあったお陰で、却って数多くの良い人達に出会うことが出来ました。
  18. 会場も正規の劇場ではありませんし、照明もない状態でしたが、周りの方々の尽力で上演できると決まったのが本番の1週間前です。よく本番までこぎつけたと、協力してくださった方達に感謝の気持ちでいっぱいです。

    いつもオペラ劇場の大舞台で踊っているグラシェンコさんが「この様な狭い場所だからこそ自分が見えてくるし、却ってやりがいがある。」と言って、謙虚に一生懸命私の振り付けを踊ってくださいました。

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舞踊を通して民族、言語、国境、年令等、全く関係なく心を解り合えるということを,ますます強く実感しました。

緊急のお知らせ

2001年11月4日更新

誠に急なお話しですが、亜甲絵里香と長女の瀬河華織が5日(月)から13日まで、ギリシャで毎年開催されている国際ダンス会議に出席することになりました。

今年はスケジュールその他諸々の事情のため、ダンス会議は欠席する予定で、既にプレジデントのアルキス氏にもその旨を伝えておりました。

しかし、最近の世界情勢がニューヨークの連続多発テロとそれに続くアフガニスタンへの報復攻撃等、日に日に緊迫の度合いを深めているこのような状況に、この時だからこそエリカ・アコオの愛と平和の踊りを世界の人達に見せる必要があると決意致しました。

今特に国際線の飛行機に乗るということは危険と隣り合わせの状況で非常に勇気のいることですが、敢えて危険を冒しても行動するのは、舞踊家は舞踊芸術を通して平和の尊さと、人類が愛し合うことの大切さを強く世界に訴えていくべきだと考えてのことです。

亜甲絵里香は今までにも「原爆の図」で戦争の悲惨さと希望を持って生きることの大切さを描きました。その他「山椒太夫」「安達原」などでも一貫して、人を信じ希望を持って生きることの大切さを描いてきました。

ダンス会議には世界25カ国から250名のダンス研究家や舞踊家が集まります。

この人達に感動していただける作品を創ること、そしてその感動が世界へ伝わっていくことを期待して踊って参ります。

日程は以下の通りです。

15th International Congress on Dance Research
"Dance and Oral History"
Ioannia, Greece, 7-11 November 2001

11月5日(月)
成田発
7日(水)~11日(日)
ダンス会議
ギリシャ北東部の都市 イオアニアに於いて
作品名「Noir et Blanche・白と黒」
舞=亜甲絵里香 瀬河華織
13日(火)
成田着

以上です。亜甲絵里香の行動に対して心からの応援をお願い致します。

2001年11月4日

亜甲絵里香の近況

2001年7月3日更新

ロシア・国際振付家コンテストで受賞。

6月26日~29日まで、パリのUNESCO本部で開催された「国際ダンス会議」にCID(International Dance Council・国際ダンス会議=UNESCO-B)President アルキス・ラフティス氏の推薦により日本代表として出席し、「日本の現代舞踊の状況」(原稿執筆は舞踊評論家・桜井勤氏)について報告しました。

「クラシックバレエ界の現状」については、オリガ・サファイヤの最後の門下として札幌で活動している佐藤俊子氏が発表しました。

この席にはフランス在住の長男瀬河寛一がフランス語を。次男瀬河寛司がニューヨークから駆けつけて英語の通訳として亜甲絵里香をサポートをしました。

この会議には先のロシア・ノボシビルスクの「国際振付家コンテスト」で審査員とアート・ディレクターを努めたナタリア・ソコビコバ女史も出席していたので、更に親交を深めることが出来ました。

VARIATIONS IN A FOREIGN LAND III

2000年9月8日更新

ニューヨークのご報告

2000年9月8~10日の3日間、ニューヨーク・ペイス・ダウンタウン・シアターで開催された「VARIATIONS IN A FOREIGN LAND III」の舞台で「RASHOMON」「ORPHEUS」「MEMORIES OF FIRE」の3本を上演しました。

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Artistic Director
Joanna Chan(左)

このうち「ORPHEUS」と「MEMORIES OF FIRE」には、私の長男でフランスで活動している瀬河寛一と、アルビンエイリー舞踊団のセカンド・カンパニー「エイリーII 」メンバーの次男の寛司、それに国内で舞踊修行の傍ら私と共に生徒の指導をしている長女の華織も出演しました。

ニューヨークの舞台に久々に家族全員が集り、私の振り付けでそれぞれの持ち味が発揮出来たと思います。この舞台には私の生徒の真鍋彩華(12才)と金岡千愛(10才)も出演させました。

2人共、プロのダンサーとの共演でかなり緊張していましたが、本番では堂々と踊り大役を果たしてくれましたし、Elizabeth Roxasや特別にレッスンを受けさせていただいたIgal Perry等にも可愛がられて、日本にいてはとても味わえない貴重な体験をしました。

寛司とデュエットで「OLPHEUS」を踊ったペリ・ダンス・アンサンブルのエリザベス・デモントは、若妻の幸せな踊りからオルフェウスと引き離される悲壮な表現までを、純粋に美しく演じてくれました。

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そしてElizabeth Roxas。 彼女には深い表現を出してもらうために、私が以前に踊った「薮の中」の女をアレンジして振り付けたのですが、それに十分に応えてくれました。

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2人とも兎に角真面目、謙虚、勉強熱心で、誠心誠意振り付け者の私にに応えながら、自分自身を最大限に出そうと努力をして、1日ごとに見事に変わっていきました。 「これくらいで、もういい」などという態度は最後まで全く見られませんでした。

そして舞台を終えた後彼女は「初めて自分を出し切ることが出来ました。貴方に振り付けをしてもらったことを光栄に思い感謝しています、ありがとう。」と目に涙を浮かべて彼女の気持ちを伝えてくれました。そして「これからも長く一緒に仕事をしていきたい。」と言ってくれました。

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Alvin Ailey School 校長
Denise Jefferson (右)と
指導者のMilton Myers

客席には、アルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターやペリ・ダンス・センターの関係者が顔を揃え、熱心に見てくれました。

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