2004年6月13日更新
バトルワークス・メンバーと
今アメリカのモダンダンス界で最高に人気のあるのが、元アルビンエイリー舞踊団のトップダンサーだったデスモンド・リチャードソンだと言われていますが、それと肩を並べているのがロバート・バトルです。
そのロバートの率いるバトルワークス・ダンス・カンパニーの公演が5月18日から22日まで、ニューヨークのBessie Schonberg Theater で開催されました。
デスモンド・リチャードソンと
「彼は心を表現できる。彼が踊ると作品が新しいものに生まれ変わる。」と言うロバート・バトルの寛司への信頼感は相当なもので、今回の公演ではポスターからチラシ、パンフレットの表紙まで全て寛司のソロで飾られました。 当然、ダンス界の期待も大きく、当日はアルビンの関係者は勿論、イガール・ペリやデスモンド・リチャードソンも見に来ました。
そして寛司はほとんど全作品に出ずっぱりの主役で、ダイナミックにナイーブにドラマティックに、そしてエネルギッシュに踊り通しました。 終わると観客の熱烈で温かい拍手がいつまでも続きました。
劇場ロビーで
エイリーII 芸術監督の
シルビア・ウオーターと
本番の前に
ペリ・ダンスカンパニーの
イガール・ペリと
2004年5月19日更新
ニューヨーク在住の瀬河寛司は、現在アメリカでも一番人気があるという振付家ロバート・バトルの「バトルワークス・ダンスカンパニー」に所属していますが、19日から22日までの4日間、ニューヨークのベッシー・ションバーグ・シアターで開催されるカンパニーの公演で、ほとんど出ずっぱりの主役で出演します。
更にこの公演のチラシ、ポスターでも彼のダンスポーズが使われてニューヨーク中の主要な場所に掲出されており、ダンス界やマスコミの話題になっています。
2002年5月31日更新
瀬河寛司がアール・モズリー・カンパニーのメンバーとして来日します。東京コミュニケーション・アート専門学校の招きで、他にエイリーII のメンバーなど数人のダンサーと共に来日し、同校の生徒に指導と振り付けをし踊ります。
瀬河寛司の踊りを観る絶好の機会です。
公演の名称と日時は、以下の通りです。
「ダンス・インターナショナル・プロジェクト」
〈ニューヨーク・プロフェッショナル・ダンサーと在校生との共演〉
2002年2月14日更新
8月3~4日 「AILEY ON AILEY」に出演
アルビンエイリーカンパニーダンサーたちが主催してエイリースクールで行われた基金集めを目的としたチャリティーコンサート。カンパニーダンサー達の振り付け作品をダンサー達自身によって踊られるというもので、AILEY II からははただ一人の出演の寛司はマシューラッシング振付のデュエットを踊った。
パフォーマンスの最後にはアフリカンドラムの生演奏と共にダンサー達全員が円をつくりその中で一人一人が交代で即興ソロをみせて踊りパフォーマンスは最高に盛り上がった。
「最後の即興のセッショツンではお客さんを忘れるほど自分自身が楽しんだ。まわりのすばらしいダンサー達に触発されて自分も最高の自分を見せることが出来て大満足だった。」
9月から11月にかけて
AILEY II の2001年第一期全米ツアーはワシントンDCのケネディーセンターでの招待公演から始まった。
その後マサチューセッツ州、ヴァージニア州、ジョージア州、ノースキャロライナ州、サウスキャロライナ州、オハイオ州、ミシガン州、ミズーリ州などをまわり各地にて公演、マスタークラスなど行った。
「9月11日の事件のあとで大変な時期だったが、カンパニー全員心をひとつにして一回一回の舞台を踏んだ。
どこに行っても満員のお客さんに迎えられた。僕たちの出したパワーをそれ以上の熱い拍手喝采で返してくれるアメリカのお客さんには逆に元気付けられた。毎日が感動の連続で大成功だったと思う。
11月下旬
AILEY II の短い休みを利用して個人の仕事でシンガポールへ行く。
シンガポールのNanyang Academy Of Fine Artsへ招待され、そこの舞踊科の生徒達に4日間にわたりマスタークラスを教えた。
またB-BALLETに振付をし作品を提供し、滞在中には地元のラジオに生出演しインタビューに答えた。
「新しい人達との出会いがたくさんあり、それが一番よかったこと。
今までニューヨークでしてきた自分の経験をアジアの人達にシェア出来て、また皆もすごく楽しんでくれたので嬉しかった。ダンスにおけるアメリカとアジアの違いなど気付く点も多かった。」
12月19日
ニューヨークCity Centerにて地元の学校の子供たち約2500人を招待して公演した。「レべレーションズ」など踊る。
1月下旬からは第二期ツアーが始まる。
カリフォルニア州、ネバダ州ラスベガス、オレゴン州、アイダホ州、ワシントン州などをまわる2ヶ月の長いツアー。これには2週間の珍しいアラスカ州でのツアーも含まれる。
AILEY II の今年のニューヨークシーズンは4月4日から7日までAaron Davis Hallで行われる。
「4月にニューヨークに訪れる予定の人は是非僕たちの公演を見に来てください。詳しい情報を知りたい方はアルビンエイリーのホームページを見てください。」
2001年7月3日更新
アルビン・エイリー舞踊団のセカンド・カンパニー、「エイリーII」に入団して1年。全米42都市の公演ツアーも無事終わりました。
Homer Aviliaという振付家が癌にかかり、右足を付け根から切断しなければならなくなり、その手術が4月のなかばに行われました。この後すぐにニューヨークの数多くのカンパニーが集まり、DRA(Dancers Responding to AIDS)という大きな団体が主催して ホーマーのためにFUND RAISING CONCERT (基金を集めるコンサート)が開催されました。
ニューヨークのトップのカンパニーがこれほど沢山顔を合わせるのは滅多にないことなので、チケットは完全に売り切れて、当日劇場の外は入れなかった人達で溢れかえった程でした。
その中で瀬河寛司は「Ailey II」として参加して、オープニングで踊り観客から熱烈な拍手をもらいました。
HOMERは手術をしてまだ1ヶ月半しか経っていないのに、松葉杖をついて皆の前に現れ笑顔でスピーチをして、大勢の人々にたくさんの勇気と生きることの大切さを教えてくれました。特別ゲストとしてTwyla Tharp 本人が来てスピーチをしました。
もう一つは EARL MOSLEY の公演で、MATTHEW RUSHING やCLIFTON BROWN といったAileyのダンサーも多く参加して一緒に踊りました。
2000年10月8日更新
エイリーII の全米ツアーのためのリハーサルが始まりました。想像を遙かに超えるハードな内容に、いささかバテ気味ですが頑張っています。ニューヨーク公演では、ペリ・ダンスアンサンブルのエリザベス・デモントとのデュエットで「オルフェウス」を踊ります。
エイリーII に入団し、リハーサルを重ねていましたが、いよいよ10月8日からツアーが始まりました。始まりは西海岸カリフォルニアのサンタ・バーバラで、彼は「リベレーションズ」で茶谷正純さんの踊ったパートを踊り、大喝采を浴びて「これこそ生き甲斐」と実感したと言っていました。この後、サン・フランシスコ、ラス・ヴェガス、ソルトレイクシティー、デンバー等を周り、11月中旬にニューヨークに戻ります。
昨年10月から始まったツアーは、約半年で40都市を周るハード・スケジュールですが、行く先々の会場はどこも満員で、「これぞ生きがい」を実感しているようです。
2000年5月18日更新
瀬河寛司がAillyII (旧称 Repertory Ensemble)に正式に入団しました。
過去日本人の男性でアルビンエイリー舞踊団のメンバーに入れたのは、茶谷正純、岡紀彦とレパートリーアンサンブルでは廖英昭だけで、この15年ほどは日本人男性は茶谷正純氏1人だけでした。
- AillyII は12名程の編成で、毎年10月から4月の間に全米の40都市以上をツアーで廻ります。
- 今年の新規入団者は5名で、瀬河寛司以外の4名は全員ジュリアードの出身者で、今までで一番レベルが高いと言われているそうです。
瀬河寛司は、3年前に文化庁在外研修員としてニューヨークのAlvin Ailey American Dance TheaterのThe Ailey School に2年間留学。指導者には100%以上の気力で応える頑張り屋であり、在籍中スクールで行ったオーディションには全て合格し、学内外の舞台で活躍しました。 - 特にスタジオ・パフォーマンスで踊った母・亜甲絵里香振り付けの「聖戦」が大歓声で迎えられ、亜甲絵里香が振り付け者として注目されることにもなりました。
- この1年はスクールのUnder Studyとして在籍。学費は免除という特典を与えられていました。
2000年1月12日更新
2000年1月12~15日、Alvin Ailey American Dance Theaterの指導者の1人Max Luna III の率いるTheaterから の選抜メンバー(Linda Caceres, Mathew Rushing, Glen A Sims, Richard Witter, Elizabeth Roxas )によるフランスNancy, Thionville, Luneville公演に抜擢されて参加。ほぼ全作品に出演し,フランスで活動中の兄・瀬河寛一もゲストとして呼ばれたため、アルビン・エイリーの舞台で兄弟共演を果たしました。
1999年12月16日更新
PERIDANCE 15th ANNIVERSARY
1999年12月16~19日、ニューヨーク・シルビア&ダニー・ケイ・プレイハウス。ダンス教育者としても知られる Igal Perry の Peridance Ansemble の公演に出演し、ニューヨーク・タイムズ紙やバック・ステージ誌、ダンス・ヨーロッパ誌等で注目されました。