5月28日 亜甲絵里香の長男の瀬河寛一がフランスの舞踊教授の国家資格を取得しました。
日本と違ってフランスでは、この教授の免状がなければたとえカルチャースタジオであっても指導することは出来ません。この資格は講習内容の正確さと厳正な試験とで絶大な信用があり、フランス以外の国々からも受講者は絶えません。
また日本人でこの資格を持っているのは、クラシック関係で工藤大貳氏がおりますが、コンテンポランでは2名位と記憶しています。但し、現役のダンサーとしては瀬河寛一しかおりません。
C・N・D(centre national de la danse)国立ダンスセンターで行われた内容は、 「テクニック」「解剖学」「音楽」「芸術の歴史」の教育を受けて資格を取得した後、書類選考により「教育学」の講習と試験を無料で受講する資格が与えられます。
この段階で2百数十名の受講生が18名に絞り込まれました。
国家試験教育学は 2004年2月9日〜 5月7日まで行われ、 試験は 5月24日〜 5月28日まで実施されました。
『 課 題 』
A 生徒の年齢やレベルに応じた責務 (知識やテクニック)の習得
B 教育法の進行方針の研究
・長期または短期の為の授業内容プログラムの練り上げ
・クラスの組み立て
C 音楽との関係の修得
・生徒へ声や身体、楽器などを通して、音や音楽との関係を
深めるように努める。
・ミュージシャンとのコラボレーションを通してのクラスの組み立て
・音楽とダンスの関係(冗語法、反響、対立法、独立法、サイレンス)
D 身体運動の機能の分析
・ダンサーが踊っているときの筋肉、関節、呼吸の機能の認識
E 身体芸術のテクニックの伝達要素の熟考
・子どもまたは思春期の子どもの精神状態と身体の認識
F 学校または専門の公共施設などの生徒達のためへのクラスの実習
計400時間
80時間 身体運動の機能の分析
120時間 理論教育
200時間 実習教育
結果 受講生18人中、14人がディプロムを取得した。
以上の内容ですが、勿論全てフランス語で行われております。
今年の2月にはフランス政府から《10年ビザ》も交付されました。
この結果、彼はフランスで公認で自由にダンスの指導を行うことが出来ることになりました。
また日本に於いても理論的にもテクニックの面でも、正統のコンテンポラン・ダンスを伝えていくことが出来ます。 |